ミオン領の話の外伝、寄り道のお話です!
雑多に羅列しています!
朝の幸せ時間
メイン:執事愛・メイド蜜
サブ:主ミオン
場所:レミクロンド城内
午前の日が差す城内。
愛と蜜が朝の用意を整えている。
「おはようございます、蜜さん。今日の主人の予定は何ですか?」
「おはようございます、愛さん。今日は街に行き買い物の予定です。」
「そうですか。準備は整いましたか?」
「はい、愛さん。すべてお任せください。」
愛と蜜が主ミオンのために朝食を用意し、彼の目覚めを待つ。
ミオンが部屋から現れ、愛と蜜が彼のためにサービスをする。
「ありがとう、愛、蜜。いつも素晴らしい仕事をしてくれる。」
愛と蜜がミオンの笑顔に応え、彼の幸せを願っている。
ミオンが満足そうに朝食を楽しむ中、
愛と蜜は彼の側に寄り添って幸せな時間を過ごす。
使い魔の失敗と執事の苦悩
メイン:執事愛・使い魔アリア
場所:レミクロンド城内
夕暮れが迫る城内の一室で、
執事の愛が真面目な表情で書類を整理していた。
隣では、アリアが優雅に座り部屋に美しい雰囲気を漂わせてる。
「アリアさん、この書類の整理が済んだら次は夕食の用意を始める予定です。」
「わかった。任せて、愛。」
アリアが立ち上がり、愛の隣に立つ。
その優美な姿に愛は一瞬見とれた。
「アリアはいつも綺麗ですね。」
愛はアリアの美しさに感嘆する。
書類の整理が終わり夕食の準備が進めた。
忙しく料理を仕上げていた中、アリアが手伝いをしてくれている。
「…あっ。」
不注意で料理をこぼしてしまう。
怒りをこらえつつ、愛がアリアに言う。
「アリアさん、気をつけてくださいね。服にシミがつくかもしれません。」
落とした料理から恐る恐る顔へ視線を流しアリアは落ち込みながら謝る。
愛は腹を立てたまま急いで料理を仕上げる。
アリアは残りの仕事を手伝いながら、心に傷を負っている。
二人の間に一時的な緊張が漂い静かな夕食が終わった。
各々の部屋に移動し愛とアリアは自分の感情を整理し、その日の出来事を反省する。
時間が経ち愛が厳粛な表情で庭園を歩き、アリアも静かにそばを歩いていた。
「愛、どうかした?」
「いや、何でもありません。た、ただ自身について考え込んでしまっていて。」
愛が言葉が詰まりながら複雑な感情を抱えながら話した。
アリアは思いやりを込めて言う。
「私は、愛が居ないと何もできない。何も覚えることができなかった。」
「だが、怒りの感情を出してしまいアリアさんを落ち込ませてしまった。」
愛が苦悩する中、アリアが肩を軽く叩く。
「ミオンが怒りの感情は誰にでもあることを言っていた。自身を責めないで。愛はとって大きな支えとなっている。そばに居なければできないことだらけだった。」
愛は顔をアリアに向け引きつらせながら微笑む。
「…ありがとう、あなたの言葉に励まされます。私もアリアさんの存在に支えられています。」
2人はお互いを支え合いながら城内を歩き続ける、長き夜の深い時間だった。
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